愚者のニュース

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なぜ提案が受け入れられないのか|種から育てるWEBクリエイターの木

なぜ提案が受け入れられないのか|種から育てるWEBクリエイターの木
似たような経験があったのでちょっと書いてみる。

サークルで決める事があってその時に色んな提案をしてもらっていたんですが、その中で明らかにアニメ・ゲーム・ネットネタを基にした、一般の人には受け入れ難い提案を一杯していた人が居て、それを片っ端から(と言っても全部ではありませんが)おかしいだろと突っ込みを入れつつ意見を聞いていたら、上の人から一言。

「皆、(ちょっとアレなネタ出ししてる奴を)笑ってるけど勘違いするなよ。ちゃんと考えを出している奴は偉いんだからな。」(一部違うかも…。)

みたいな事を言われました。この言葉、どういう意味に聞こえるかは人によると思いますが、否定している奴も何も言わない奴も役立たずだとその時私は感じました。(意図は違うかもしれないけれど、そういう勘違いが起こりうると言う事で。)この時以外に、否定するなら代わりを考えろと言うことも言われた事もあるので余計にそう思ったのでしょう。

この例の場合、ネタの出し方があまりにひどかったので誰だって突っ込めるし、突っ込む側と言うのはそんなに重要な人間には見えません。しかし困るのは、一見普通に見えていて誰も突っ込んでないが、これはおかしいだろって時や、そんな単純に考えてうまくいくのかって思った時です。
この疑問を持った時、それを口に出せると言うのは大事だと私は思っています。誰だって考える・提案する事はできると言う人も居ると思いますが、それにはやはりそれまでのその人の考え方や集団に対する関わり方によって思いつかない人などが実際に存在するのです。(でなければ、誰だって文法を勉強したら小説が書けますし、絵の描き方を覚えたら歴史に残るような名画がかけちゃいます。)

まぁ、つまりはなんでも否定するのはもちろんよくない事だけど、代わりの案がないからと言って変な案を断れないと言うのもおかしいと言う事です。また、変な案ではなくてもそれに対する労力と実際にある時間との関わりの上で出来ないなぁと判断した時も然り。