池田信夫 blog 封建的特権としての著作権

池田信夫 blog 封建的特権としての著作権
著作権の歴史みたいなの。色々と勉強になります。

同様に、デジタル技術によって複製コストがゼロに等しくなった時代には、複製を禁止することによって情報を独占する仲介業者は中抜きされ、著作権は形骸化するだろう。最終的には「不在地主」は消滅し、知的財産権(という名の特権)は廃止されて、「小作人」として搾取されてきた本源的な情報生産者=情報消費者に富が配分されるシステムが実現すると考えられる。

そういう変化が、どのような過程をたどって実現するかはわからない。いろいろな制度設計が提案されているが、おそらく私が死ぬまでに実現することはないだろう。しかし、もしかするとこの記事を読んでいる学生諸君が死ぬまでには、改革が実現するかもしれない。グーグルのエリック・シュミットもいうように「避けられないものは避けられないのです。一時的に歩みを遅くすることはできるかもしれないが、そうすれば結局、最期を早めることになります」(『ウィキノミクス』)。

えー…。もっと早く実現して欲しいです。誰かが進めなくては、誰かが早めなくては。それは、そこらに居るような普通の人が行うかもしれない。著名な人がやるかもしれない。どちらにせよ、こういう話を見て、意識・無意識関わらず頭の中で思考される事が大事なのではないかと。このような考えを広める事で、その”誰か”が現れるのが早くなるかもしれない。
政治面が早く現在の状態に追いついて欲しいと切に願う…。この願いが笑える日はいつ来るのでしょうか?

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こちらの記事が、今回紹介した記事の冒頭で触れられている5/31の記事。なかなかに議論が白熱している模様。
mohno : 問題は「誰が始めるか」
今回紹介した記事へのトラックバック
別にこの人に賛同する、と言うわけではないが、本をネットで公開すると言うのは確かにP2Pで宣伝効果があると言うのと同様の効果があるだろう。実際、PCの画面で文章を読むよりも紙媒体で文字を読んだ方が楽ですし。面白いと思えば買うでしょう。また、本の一部をそのままネットで公開しているような人も居ますよね。あと、絶版だから著作権切れてないけど全文載せているページとか。
この人が書かれたような方法も確かに、著作権周りを推し進めるのに何かの手立てとなるかもしれません。