カネになる世論 −1− (ネットのあした)：NBonline(日経ビジネス オンライン)
サブタイトルが”「ポスト・グーグル」への新潮流”となっている。その事例としては、検索に関する手段が個人によるもの、クチコミによるものを指標としたものがメインとなっている。なるほど、確かに公式サイト見るよりも、人による生の声が知りたい時は確かにあるだろう。このようなサービスを作ろうというのは確かに面白い。しかし、現在のグーグルはただのネット検索だけではなく、プログラムのソースや論文、地図等の検索にも対応してきているし、検索だけではなくWeb上でのアプリケーションも現れている（例えば、RSSリーダー、ノートブック、オフィスソフト等）。更には、そのWebアプリケーションをオフラインで扱おうと言うソフトまで出てきた。確かに、検索と言う面ではグーグルとは違う視点からのものは役に立つだろうが、検索だけでは「ポスト・グーグル」とは言えないのではないだろうか。ぜひ、”真の「ポスト・グーグル」”を目指すために、検索のみならず色々とチャレンジする会社が出てきて欲しい物ですね。そのためには、ビジネスのチャンス一つを見つけるだけではなくもっと大きなビジョンが必要なのではないでしょうか。
後半の、政治とネットの関係はどんどん利用されていくべき事だと思いますね。例えば、議員たちがブログを持っていて、その中で今議論されている物に対して自分の意見を書く。そのような事があれば、ブログ界の人たちは反応し、それが大きな動きとなり、一般の人たちの意見が取り入られる可能性が高くなるのではないでしょうか。この記事で取り上げられているPSE法案の話なんかはまさにブログでの反応が大きくなり、社会に影響を与えた結果、修正された良い例なのではないでしょうか。これから先、もっとこのような事は増えるべきだと思います。
