愚者のニュース

IT関連を中心にニュースの紹介をしつつ思ったことを気の向くままにつづっています。

東大卒がプログラマになんてならない理由−はてな匿名ダイアリー(fromまなめはうす)

え?マジで?東大生ってそんなにすごいの?大半の情報系の学生だと、プログラム言語をある程度使える人すら一握りだっていうのに、そんなに優秀な人間が揃っているのか!まぁ、流石は東大って事かな?

また、ここで注意していただきたいのは、プログラミングなんて誰がやっても同じということだ。

これは嘘だろー。他人から見てわかりにくい保守性の低いコードを書いたり、スパゲティだったり、冗長に書いてあって速度に問題があったり…。東大生はそんな汚いコード見たこと無いってことか!素晴らしく高レベルな人が揃ってるんですね。流石東大!

でもさ、下流工程をバカにしていたらいつかこの国は本当に滅んでしまうよ。上流が偉いって誰が決めたんだ?君ら上流が楽できるのは、泥臭い事をしなくてすむのは、下流がいるからだろ?体力があれば農業は誰にでもできるからと言って農業をバカにするのか?下流だってバカにしちゃーいけないよ。
そうそう、ベンチャー企業ではアイディアが思いついて、その上でそれをパパッと実装する人材が重宝されるそうだ。つまり、プログラム言語一つマスターしたよーって言う低レベルな人も、上流だけやってればいいんだよ、プログラミングなんて下流だと言う勘違いした人、両方とも使えない人なんだよ。大事なのは両方のバランスじゃないかな?

もちろん今の日本だと、下流をバカにした会社が大半で、下流ができなくても上流やってれば下流の人のよりも給料が多いだろう。でも、下流工程を知らないで上流工程は出来ないよ。下流工程がなくて製品は完成しないよ。何が言いたいかって、もう少し下流工程の待遇がよくてもいいんじゃないかなぁって思うわけですよ。いわゆる職人と呼ばれるような人達?そんな人達が存在する事のできる場所があってもいいんじゃないかなぁ。別に、上流と同じ給料を与えろって言ってるんじゃぁない。でも、今の人月を使った状態では職人のような人も、スパゲティコードを生む屑も同じ給料と言うのがおかしいんじゃないかと。もちろん、私は職人レベルには遠く及ばないわけですが。