愚者のニュース

IT関連を中心にニュースの紹介をしつつ思ったことを気の向くままにつづっています。

4D:T9-ST:遥かなネットワークの地平に次の百年を夢見て(from:白い戯言)

一言で言えば、しょうがない事、としか言えなくなるかなぁ。あと、ソーシャルブックマークの方が云々書いてるけど、あれだって全く同じ問題が起こりうるわけで、どっちが優れているとかない。利点欠点はそれぞれにあると思うけどね。

そもそも、個人ニュースサイトって速報性の必要とされるジャンルじゃない。速報性の必要な物って言うのは、社会でどんなことが起きただの、どこの国で何があっただのそういう事だ。論争に乗り遅れる…という事はもしかしたらあるかもしれない。昔の記事へのトラックバックは無視する人が居るかもしれない。でも、それはそれでしょうがないんじゃないかなぁと思っている。
そもそも、テレビや新聞と言うメディアだって、時間・空間的な制限で載せないニュースが一杯あるんだ。どこのメディアもネット以外では取り上げないかったと言う物はいくらでもある。だからと言って、これらのメディアが衰退していくといえるのか?少なくとも現状ではそれは無い。ネットで流れている社会的な情報はそれらのメディアから発信されているのだから、それがなくなっては個人ニュースサイトだって社会系のニュースを扱うことが出来なくなる。どこからも情報が流れてこなくなる。だから、衰退はしない。

個人ニュースサイトでも、あえてスルーしたという事もあるし、最初見たときは興味を惹かれなかったけど、どこかのサイトで紹介していて、そのコメントが興味をそそる物だったから見たら面白かったという事もある。既に情報過多の世界に居る我々は、情報の取捨選択をせざるを得ない時代に生きているんだ。

面白ければその記事は全部紹介できるのか?それは否である。面白い!と思ってもスルーした記事や、自分で巡回してるサイトの記事なのに他人のニュースサイトで気づくことなんて多々ある。結局はどれだけ頑張ってもどこか漏れるんだ。いや、漏れるからこそ、我々は普通に生きることが出来る。全てのネタを網羅したら、時間がかかりすぎて、誰も見ない。記事を見るきっかけなんてどこにあるかわからないんですよ。

ネタを作っている人は、それをよく見てもらえるような努力をするべきだし、紹介する側は出来るだけ自分のアンテナに引っかかったものを制限内に収めながら紹介していく努力を続けていくんだ。

そもそも、個人ニュースサイトの大手ってどこのことだか新人の私にはさっぱり分からないんだけれども、そんなに数が多いのかな?小規模なニュースサイトなら腐るほどあるけど。そして、その小規模な所ならもしかしたら扱っていたかもしれない。

大手は既に、ある意味大手のクラスタみたいな物が形成されているし、小規模サイトがしていかなければならないのは、そういう大手には無い部分を見つけていくことなんじゃないか?と思っている。それが私に出来ているかと言うと疑問しか浮かばないわけですが(苦笑)。

あと、ニュースサイトって、よく知られているように思えて、実はごく一部の人しか知らないと思うんですよね。ニュースサイトって言うカテゴリそのものがまだまだ狭い。まず、ここももっと広げていかなきゃならないしね。老舗といわれている所が出るぐらいには長く存在している世界だけれど、まだまだ進歩が必要な世界なのは間違いない。落ち目なんかじゃないよ。未だに惣明期なんだ。

ITの世界やウェブの世界はドッグイヤーだって?じゃあ、ニュースって言うのはいつの時代から、いや、人に情報を伝えるというのはいつの時代から行われていることだと思う?いつとはっきりいう事は出来ないけれど、かなーり昔から行われている。例えば、マラトン平野の戦いと言う、マラソンの語源になった逸話がある。戦いの勝敗を戦地から国まで走って伝えにいったんだ。今では考えられないぐらい原始的な手段だけれども、これはすでにニュースと呼べるんじゃないかな。これっていつの時代に行われた戦いか知ってる?紀元前ですよ。そんな時代から少しづつ発展してきた物なんだ。ネット上のニュースだってこれから色んな手段が出てきて、色んなニュースを出来るだけ効率的に入手できるようになっていくんだ。私たちはその一端を担っている、それだけでも凄い事じゃないか。

そして、全ての人にこれを考えろって言うのも無理な話なんだよね。いつの時代も、現状で満足してしまう人は一杯居る。不満のある人で試行錯誤して、新しい物を作ろうよ。それが出来たら、どんなに素晴らしいだろうか。そんな夢を見てもいいじゃない。もっと夢を見よう、これから先を変えよう。

「そんな現状を少しでも変えたい、と思ったからかな」

どういう手段で変えれるかは全然分からないけれども、私もなにか見つけることが出来たら、何かを見つける手がかりになれたらいいな。

そして、この情熱をもっと色んな人へ伝えていこうよ。それが、何かを産むと信じて。

#勢いだけで書いたので、かなりわけの分からない文章になっちゃったな。伝えたいのは、現状ではしょうがないんだ。しょうがないけれど、何か変える方法を探していこうよ!と言う話。
#あと、現状で満足している人…と言うか、現状の大手・古参サイトさんを時代遅れ的なとり方ができる文章になってるかもしれないけれど、それは違う。むしろ、最初にニュースサイトと言うのを始めて、それが色んな所へ広まった、その広めたという功績は十分にあるし、もしよかったらそんな人達とも一緒にその先にある何かを探していきたいと言うのが私の本音。