人の思いを理解する事は背景を理解する事

意外と知られてない、自分を飛躍的に成長させる読書テクニック(via:11月1日の とか - どどどの日誌)

雑感

小説だと誰かに感情移入してしまうのはよくあるけれども、その他の本ではあまり考えた事なかったなぁ。

文章を書いた人が何を考えて書いたのか?

最近ニュースなんかでもニュースの話題になってる人の気持ちや立場を想像するようになった。そしてその人に対してあるいはニュースに対して賛辞あるいは批判してる人の気持ちを想定するようになってきた。
もちろん、想像であってそれが真実かどうかは私には分からないのだが。

世の中には色んな発想があるよね

結局は、世の中色んな視点があるよってことよね。
解説本・勉強本は書いてる人が何を目的としてるか、どうしてそういう理屈なのか背景を理解するとより覚えやすくなるよって話。
逆に言うと、学校の歴史の教科書見たく何年に〜がありました、の箇条書きだと背景が分からなくなってただの暗記ゲームになって学力低下の一途を辿ると。
なぜその時代にその事件は起きてしまったのか。その頃の人々の考え方、時代背景を知ると、そうならざるを得なかったのかも…と思う事がよくある。
それと同じで、勉強する対象もなぜ必要なのか?なぜこのような形になったのか?背景を知る。その分野の人の発想を知る。すると、理解しやすい。

文章のロジックじゃない、書いた人のロジック

文章には決まった文法がある。ある程度定まった、話の進め方がある。こういった物は理解の補助になる。しかし、その文章のロジックは文章の論理構造だけではない。その文章を書いた人の思想、発想がある。著者のロジックがある。著者の頭の中身を文章に表した物なのだから、はじめに書いた人のロジックありきという事。
もちろん、人の頭の中身を勝手に想像するのだから、それがあっているという保障はない。と言うか、国語の試験で著者の気持ちに一つの解が与えられているのが不思議なくらいだ。
それでも、自分なりに、相手の脳内を想像した上で組み上げたロジックは確実に丸暗記よりも定着率がいいはずだ。
あってるかどうかはともかく、シミュレートせよという事。

物語をシミュレートする時に気をつける事

記事を読んで、この記事を書いていて途中で気付いたのだが、物語をシミュレートする時に注意点があるように思う。
多くの物語には登場人物が複数存在する。その中から自分に近い一人を想定しながら読むのは、難しい事ではないと思うし、むしろ自然に行っている人も多いのではないかと思う。
しかし、自分に近い考えばかりシミュレートしていると、考えの固定化が進むのではないだろうか。登場人物の中に、この人はなんでこんな意味の分からない事をしてしまったのだろうと言う人物は居ないだろうか。これをそのまま放っておくのは勿体無い。
これも、自分なりでいいから想像してみる。シミュレートしてみる。そうする事で、新しい発想が自分の中に生まれる。考え方に広がりが生まれる。この文章を書きながら、そんな楽しみ方もあるなぁと。
そして、物語の登場人物の様々な考え方をシミュレートする事で、現実でもカッとなる前に相手のことを考えられるようになるかもしれない。

論理で動いている世界

それでも世界は論理で動いている - I.S.の日記

人間の情動は確かに大切でしょう。それがなければ何のために生きているのか分かりません。ですが、それだけでは生きていけない、世界はどうしようもなく論理という法則によって動いているという事実も十分認識しておく必要があります。

確かに物理法則なんかは、人が変えられるものでも無い。物理法則が変わるのは、今までの考えが実は正しくなくてで、より正しいのはみたいなアプローチかと思う(一番分かりやすいのは、ニュートン物理と相対性理論のあたりなのかな…)。
しかし、その法則を導き出すまでには人の思いがある。どんな事象に疑問を持ったか、その上でどんな実験を行ったか。その経過を知り、思考の筋道をトレースする事で見えてくるものもあるはず。
それまで正しいと思われていた法則がなぜ正しくないと思ったのか。正確ではないと判明した理論が今でも使われるのはなぜか。その背景を知ることで、その法則への理解も高まる。更には、その分野の研究方法や勉強方法も見えてくる。
自然現象は人が変えれる物ではないかもしれないけれど、それを表すのは人間。その後ろには、何を実現したくて表されたのかが隠されている。その実現したい思いを理解する事こそが、その法則の理解に繋がるのではないだろうか。

まとめ

なんだか、相変わらずまとまりのあまりない思いつきの羅列なので最後にまとめ。

書いた人、あるいは登場人物の考えをシミュレートするのは重要。それはなぜか。

  • 背景の理解につながり、学ぶ対象への理解が深まる
  • 色んな発想が身につく
  • 相手のことを考えられるようになる

こんな所だろうか。どんな文章にも人が書いた以上人の思いがある。その思いを理解できれば内容への理解も出来るのではないかってことかな。