愚者のニュース

IT関連を中心にニュースの紹介をしつつ思ったことを気の向くままにつづっています。

Flashへの雑感と近頃のブラウザに思うこと

Webの開発側にいる人間でFlash死ね!HTML5最高!と言っている人は正直どうかと思う。 - 村上福之の誠にデジタルな話

Flashに対しての雑感

Flashのアドオン更新の頻繁さには嫌になりますけど、開発側としてはまた見方が変わりますよねぇ……。
ユーザとしては余計な追加機能でWebを見るよりは、ブラウザのみで見た方が楽なわけで。
あれもこれも居れて楽しいのは、そういうのが好きな人だけなので。
ただ、そういう人にとっても、このブラウザだとあのサイトが見れないとか出てくると、HTML5みたいな実装の違いは問題になってくる。
そんな時、なんだかんだでFlashって便利だよなーという気はします。

近頃のブラウザに文句を言いたい

一時期、Webはもっと標準化していこうって方向になっていたように感じたのに、最近、再び機能競争に走り始めている気がします。
ブラウザの機能としてブックマークを便利にとかそういうのはどんどん個別でやればいい。
でも、コンテンツの表現方法としてこのブラウザならこんな方法が有効ですよ!っていうのは囲い込み競争になるからやめてほしいなー、と。
逆に言えば、コンテンツの表現方法さえちゃんと統一されるならエンジニアの金が云々言ってないでHTML側に行ってもいいと思うんですよ。
エンジニアはもっとコアな部分に時間をかけられるようになるので。
まるで統一される気配がないからまだまだFlashが有効なんです。
統一されなければ、複数ブラウザ対応というコアではない部分へ力を入れなければいけなくなってしまう。
多くの人が使うものの仕様に大きなブレがあるのは悪だと思うんです。
(メディアの過渡期とかなら話は別なのですが。カセットテープ→CDとか、VHS→DVD→BDとか。)
このCDはこのCDプレイヤーでは聞けませんなんてことがあったら嫌じゃないですか。
なんでだ、ふざけるなと。(実際にはCCCDって問題もありますが……著作権に絡むのでその辺はパスします。)
基本的にはブラウザも同じことですよ。